11月9日に行われた避難所運営訓練をリポート

11月9日(土曜日)に八幡北小学校の体育館及び校庭で、午前は避難所運営市民防災訓練、午後は八幡町会避難所運営訓練が行われました。なお、当日は市内小中学校で一斉に訓練が実施され、八幡小学校の訓練にも町会役員等々も参加されました。

午前の訓練(避難所運営市民防災訓練)

校長先生、市役所の参集職員、危機管理課の職員と町会役員により八幡北小学校6年生を対象に①から④の訓練を体験してもらいました。

①設営訓練
②トイレ設営訓練
③応急救護訓練
④消火訓練

子どもたちが真剣に取り組んでいる姿がとても印象的でした。

午後の訓練(八幡町会避難所運営訓練)

住民を対象に市役所水道部職員と避難所運営委員により避難所運営訓練を実施しました。
当日は天候も良く参加者は103名と多くの参加者にお集まりいただき、赤、白、黄色、緑、黒の5班に分けて①から⑥の訓練を体験していただきました。

①受付、誘導訓練(総務班)
目的:事前受付(検温)を実施し、発熱などの症状がある避難者を分けて、生活スペースに案内する
※発熱者を想定して生活スペースに誘導しました。また、参加者の皆さんに防災倉庫の場所と備蓄品を見てもらいました。

②間仕切り設営訓練(施設管理班)
目的:備蓄品の確認と、間仕切りの設置方法や設置する意味について学んでもらう
※設営訓練としてパーティションの組み立てを体験していただきました。

③トイレ設営訓練(衛生班)
目的:災害時におけるトイレの重要性と設置及び利用方法を学ぶ
※災害用トイレの組み立てと説明、トイレ及びテントの組み立てを体験していただきました。

④応急救護訓練(救護・相談班)
目的:備蓄されている救護用品やプライベートテントを確認し、実際に担架の扱い方を学ぶ
※嘔吐物処理キット、救急箱、プライベートテントの説明と搬送用担架による運搬訓練を体験していただきました。

⑤消火訓練(情報・広報班に)
目的:火事をみつけた時の対応と初期消火の方法として消火器の扱い方を学ぶ
※一般的な消火器の説明と訓練用消火器を使った消火訓練を体験していただきました。

⑥給水訓練(食料・物資班)
目的:受水槽の場所を知り実際の活用方法や給水車による給水活動を学ぶ
※水道部の方から説明を受けたり、実際に給水車の水を試飲してもらいました。
また、受水槽の場所の確認や、防災倉庫の見学も行いました。

訓練に参加された方からは、次のような感想をお聞きすることができました。

  • いい体験ができて良かった。
  • 日頃からの備えが大切なことを改めて認識できました。
  • 能登地震のこともあり真剣に訓練に取り組めた。
  • 小学校の備蓄倉庫には多くの避難所を運営する備品があることを知りました。
  • 改めて災害時には地域の住民が協力して避難所を運営していかなければならないことを認識しました。
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